ベラルーシ:ルカシェンコは核戦争の脅威で西側を非難

Lukashenko said Russia would be forced to use "the most terrible weapon" if it felt threatened.

"It is impossible to defeat a nuclear power. If the Russian leadership understands that the situation threatens to cause Russia's disintegration, it will use the most terrible weapon. This cannot be allowed," he said.

>>ベラルーシ核兵器を置いても、ベラルーシには一切権限がないという。

ロシアが支配しているだけで、ベラルーシをそもそも守るためにあるわけでもない。

ただただ、的になるだけの配備では、やられ損。

 ルカシェンコ大統領は、プーチンロシアに押されまくって、主権がどんどん犯されているんだろうね。国内抗議運動がかえってベラルーシの主権を弱め、ロシアに侵略される結果となったのか。ロシアの核を守るために、堂々とロシア軍が配備されることになるわけだ。 ベラルーシの首根っこにナイフを突き立てられるな。

 

 

Belarus: Lukashenko blames West for threat of nuclear war

2023.03.31.

Belarusian leader Alexander Lukashenko called for a "truce" without preconditions in Ukraine while warning about nuclear war.

ベラルーシの指導者アレクサンドル・ルカシェンコは、核戦争について警告する一方で、ウクライナでの前提条件なしの「休戦」を呼びかけた。

 

Belarusian leader  Alexander Lukashenko warned Friday that Western support for Kyiv increased the likelihood of a nuclear war.

"As a result of the efforts of the United States and its satellites, a full-scale war has been unleashed in [Ukraine] ... a third world war with nuclear fires looms on the horizon," said Lukashenko, a close ally of Russian President Vladimir Putin.

In an annual address to lawmakers and government officials, he called for an immediate cease-fire in Ukraine.

"All territorial, reconstruction, security and other issues can and should be settled at the negotiation table, without preconditions," Lukashenko said.

The Kremlin dismissed his call, saying it could not achieve the goals of its "special military operation" in this way.

Lukashenko also welcomed Putin's plans to deploy tactical nuclear weapons in Belarus, saying it would safeguard his country from a possible invasion from neighboring Poland.

"Take my word for it, I have never deceived you. They are preparing to invade Belarus, to destroy our country," Lukashenko said without providing any evidence for the claim.

  ベラルーシの指導者  アレクサンドル・ルカシェンコは金曜日、西側がキエフを支持することで核戦争の可能性が高まると警告した。

「米国とその衛星の努力の結果、[ウクライナ] で本格的な戦争が解き放たれた...核の火を伴う第三次世界大戦が地平線上に迫っている」とルカシェンコは語った。ロシアのプーチン大統領

国会議員や政府高官に向けた年次演説で、彼はウクライナでの即時停戦を求めた。

ルカシェンコ氏は、「領土、再建、安全保障、その他の問題はすべて、前提条件なしに交渉のテーブルで解決できるし、解決すべきだ」と述べた。

クレムリンは、このようなやり方では「特別軍事作戦」の目標を達成できないとして、彼の呼びかけを却下した。

ルカシェンコはまた、ベラルーシに戦術核兵器を配備するというプーチンの計画を歓迎し、隣国のポーランドからの侵略の可能性から彼の国を守るだろうと述べた。

ルカシェンコ氏は、「私はあなたをだましたことは一度もありません。彼らはベラルーシを侵略し、私たちの国を破壊する準備をしています」と述べたが、その主張の証拠は何も示さなかった.

 

>>ベラルーシはしょっちゅうポーランドを警戒して言うな。

Same warning different leader

Lukashenko's warning echoes Putin's repeated statements that the risk of a nuclear war was increasing.

In February, Putin signed a bill formally suspending the last remaining nuclear arms treaty with the United States.

On Saturday, he announced  Russia would deploy tactical nuclear weapons in Belarus, the first time since the mid-1990s that Moscow would base arms outside the country.

Putin's decision followed his repeated warnings that Moscow was ready to use "all available means," a reference to its nuclear arsenal, to fend off attacks on Russian territory.

Lukashenko said Russia would be forced to use "the most terrible weapon" if it felt threatened.

"It is impossible to defeat a nuclear power. If the Russian leadership understands that the situation threatens to cause Russia's disintegration, it will use the most terrible weapon. This cannot be allowed," he said.

lo/sms (AFP, Reuters)

  ルカシェンコの警告は、核戦争の危険性が高まっているというプーチン大統領の繰り返しの発言を反映している。

プーチン大統領は2月、米国との最後の核兵器禁止条約を正式に停止する法案に署名した。

土曜日、彼は、ロシアがベラルーシに戦術核兵器を配備すると発表した。ロシアがベラルーシ国外に兵器を配備するのは、1990 年代半ば以来初めてのことである。

プーチン大統領の決定は、モスクワがロシア領土への攻撃をかわすために、その核兵器に言及した「利用可能なすべての手段」を使用する準備ができているという彼の繰り返しの警告に続いた.

ルカシェンコは、ロシアが脅威を感じた場合、ロシアは「最も恐ろしい武器」を使用することを余儀なくされるだろうと述べた.

「核保有国を打ち負かすことは不可能だ。ロシアの指導部が、状況がロシアの崩壊を引き起こす恐れがあることを理解している場合、最も恐ろしい兵器を使用するだろう。これは許されることではない」と彼は言った。

 

ベラルーシ大統領 “自国の防衛目的で核兵器配備” 意向表明

 ロシア NHK

ロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領は3月31日、年次教書演説を行い、ロシアのプーチン大統領との協議の結果、自国の防衛目的で核兵器を配備する意向を表明しました。

ベラルーシのルカシェンコ大統領は3月31日、首都ミンスクで政府高官や議会関係者などおよそ2500人を前に、質問にも応じる形で4時間半にわたり、年次教書演説を行いました。

この中で、「現在の軍事や政治情勢のもとでベラルーシへの核兵器の返還についてプーチン大統領と強力な交渉を進めてきた。過去に撤去された核兵器の返還についてだ。これは誰かを威嚇したり、脅迫したりするわけではなく、ベラルーシの国家を守り人々の平和を維持するためだ」と述べました。
そして、NATO北大西洋条約機構に加盟する隣国ポーランドが脅威になっているなどと主張し、自国の防衛目的で核兵器を配備する意向を表明しました。
これに先立ち、3月25日にはプーチン大統領ベラルーシに戦術核兵器を配備することでルカシェンコ大統領と合意に達したと明らかにしていました。
ルカシェンコ大統領は31日の演説で、「必要であれば、戦略核兵器ベラルーシに導入される」と述べました。
4月6日にはモスクワで両国の連携強化に向けた会合が開催予定で、核兵器の配備に向けても意見が交わされるとみられています。

プーチン大統領 新たな外交政策の基本指針を承認

一方、ロシアのプーチン大統領は31日、新たな外交政策の基本指針を承認しました。
2016年以来となった改定の中で「アメリカなど西側諸国はロシアがウクライナにおける重要な国益を守るためにとった措置に対して新たなハイブリッド戦争を開始した。目的はロシアを弱体化させることだ」などとウクライナ侵攻を正当化し、欧米との対決姿勢を鮮明にしています。
また、「ロシアは国連安全保障理事会常任理事国であり、2大核保有国の1つだ」と強調しながら、中国やインドなどとの連携強化を重視し、多極化した国際秩序の構築を目指すとうたっています。
ただ、プーチン政権はことし2月にアメリカとの核軍縮条約「新START」の履行を停止したほか、たびたび核戦力をちらつかせて、ウクライナへの軍事支援を強める欧米などを威嚇しています。
来週にはモスクワで、ロシアとベラルーシの両首脳が2国間の連携強化を話し合う会合を開く予定で、ベラルーシへの核兵器の配備に向けても意見が交わされるとみられます。